Entrust nShieldハードウェア・セキュリティ・モジュール(HSM)を使用する5つの理由
データ流出が増加
Identity Theft Resource Centerの「2021 Data Breach Report(データ侵害レポート)」によると、2021年に報告されたデータ侵害は1,862件で、2020年の合計1,108件を68%上回り、過去最高の数値となっています。 また、ランサムウェア関連のデータ漏洩が2年連続で倍増していることも明らかになりました。
Entrust nShieldハードウェア・セキュリティ・モジュールは、強力な暗号化、鍵管理、安全な鍵ストレージ、デジタル署名、およびきめ細かいアクセス制御によってデータ漏洩から保護することができます。
情報漏えいの増加
規制遵守は必須です
世界中の規制当局が新たなプライバシーおよびデータセキュリティ規制を施行し、企業には責任や説明責任が増え、より重い罰金に直面しています。 Entrust nShield HSMは、ベストプラクティスの適用に役立ちます。
例としては、以下のようなものがあります:
暗号鍵はソフトウェアで簡単に見つけることができます
暗号鍵は他のデータよりもランダムで特徴的なフットプリントを持つため、ネットワークと簡単なプログラムさえあれば、誰でもサーバ内のディスクの仮想メモリをスキャンしてソフトウェアベースの鍵のフットプリントを見つけ、データを復号化することができます。
Entrust nShield HSMは、オンプレミスでもクラウドでも、暗号鍵をネットワークドライブや仮想メモリではなく、耐タンパ性のハードウェアに安全に保管することで、このようなアプローチを防止しています。
HSMが提供する信頼の基点
暗号鍵の生成、使用および保管時に、耐タンパ性でFIPS認定取得済みのnShield HSMを信頼できるプラットフォームとして使用することで、悪意ある者や従業員のミスによる攻撃から暗号鍵を保護することができます。
nSHIELD HSMが拡大するエコシステムを保護する
nShield HSMは、100社以上の主要な技術およびセキュリティソリューションプロバイダーと統合し、認定取得のハードウェアベースの暗号技術でテクニカルパートナーのソリューションを強化することにより、エンドユーザに価値と堅牢なセキュリティを提供しています。

Entrust nShield HSMは、最高のパフォーマンスと安全性を備えた、統合が容易なHSMソリューションの1つであり、企業、金融、政府機関に最高レベルのデータおよびアプリケーションセキュリティを提供し、規制遵守を促進します。nShield HSMは、FIPS 140-2およびコモンクライテリアの認証を取得しており、独自のnShield Security World鍵管理アーキテクチャにより、鍵へのアクセスや使用に対する強力できめ細かい制御を提供します。