メインコンテンツまでスキップ
画像
紫色の六角形のパターン

必要な理由は?

TLS(Transport Layer Security)のようなセキュリティ機構は、Webサービスを保護するには不十分です。 TLSはメッセージが流れる安全なチャネルを作成する仕組みであるため、メッセージの特定のコンポーネントに特化した暗号化や署名など、保護の詳細は差別化できません。 メッセージの機密性の低い部分に対し中間アクターによるアクセスや変更が必要な場合には、この制限が重要な意味を帯びてきます。 さらに、SOAPメッセージが複数のアクターを通過し得るシナリオの場合、TLSでは個々の「ホップ」を保護するにとどまり、エンドツーエンドの保護は提供できません。その結果、中間アクターでセキュリティギャップが生じます。

状態

2002年8月には、WS-Security提案の標準化を監督するために、新しいOASIS技術委員会が設立されました。

Entrustの関与

Entrustはこの新設され、WS-Securityに取り組んでいるOASIS技術委員会でメンバーとして積極的に活動しています。 EntrustはすでにEntrust Authority™ Security Toolkit for JavaでXML署名とXML暗号化をサポートしており、これらはWS-Securityの基本的な技術要素となっています。 仕様の策定が進んだら、Entrustはこの既存のサポートに基づき、WS-Securityの仕様そのものを直接サポートすることになっています。